モンスターカップで証明する自分の強さ ボクシングライト級・田中敦己(鶴崎工業2年) 【大分県】
2025/04/06
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田中がボクシングを始めたのは中学3年の時。高校でボクシングを始めた兄の姿を見て、「自分もやってみたい」と思ったのがきっかけだ。小学4年からキックボクシングを続け、小学校の6年間は水泳にも取り組んでいた。キックボクシングで培った「気持ちの強さ」と、水泳で鍛えた「筋力」と「スタミナ」は、ボクシングにもしっかりと生かされている。
モンスターカップに向けて、田中は県外の学校との練習試合や大学との合同練習で実力を磨いている。「課題をしっかり修正して、自分の実力を最大限発揮して勝ちたい」と強い意志で挑む。飯田監督は「お調子者タイプで、褒められると一気に勢いが増す。調子に乗りすぎないように、普段の生活で謙虚さを意識させてコントロールすることが大事」と、田中の性格を生かしながら指導している。
最終目標は、高校卒業までに全国高校総体でベスト4に入ることだ。田中は「目標達成のためには、毎日基礎を忘れずに積み重ねていくこと。そして、人がやらない部分での努力を大切にしていきたい」と語る。気持ちの強さと努力を武器に、モンスターカップ、そしてその先にある全国大会への道を進んでいく。
「全国高校総体でベスト4を狙う」と語った田中敦己
(柚野真也)